高校生の頃、『見た目』が気になる年頃でしたので、まずはそこから『見た目の美しさ』＝『美容のお仕事』というところに興味が出始めました。私はもともとアレルギー体質で、肌質もアトピーを持っていたので、お肌や体のコンディションが日々を過ごすモチベーションに繋がると思っていました。 そこで自分自身の見た目の美しさをナチュラルに、かつ最大限に引き出し、健康的に保つために必要なことは？と考えた先がエステティックでした。

店舗の高級感や一流のおもてなしを武器にしているところです。『手に心をのせて。』という社訓に惚れました。自分でエステティシャンをやりたいと決めたので、一流の環境に身を置いて、自分自身の技術や人間性を学びたかったからです。

出産や育児でお休みをいただいている期間もありましたが、この春で入社12年目になりました。自分のことよりも、後輩スタッフの育成や店舗の業務をスムーズに進めるために全体を見渡して働くことが大変です。しかし、大変さを乗り越えると成長できることも経験上分かっているので、仕事内容の優先順位や時間管理に気をつけています。

スタッフとの挨拶や会話、お世話になっているお客様とのお話、お肌や身体に触れさせていただく時間など、全てに楽しさとやりがいを感じています。より良い変化をもたらすことができる施術の時間や、次回のご来店までどう過ごしていただくかお話させていただくことで、自分の存在がお客様の人生のサポートをする一部になっていると日々実感しています。

エステティシャンは思っていたよりも体力仕事だということを入社してから感じました。毎日ヘトヘトで筋肉痛になり、身体中に湿布を貼って、こんなに大変だとは想像していませんでした。最初の3ヶ月くらいは自分のイメージと実際にやってみるのとではギャップがありましたが、徐々に身体の使い方なども慣れていきました。

日本ではエステティシャンの資格は必ず必要なものではありません。ですが、大手エステティックサロンではお客様からの信用と信頼を得ることが大切ですので、エステティックの資格を取ることをおすすめします。

KOKUSAIを選んだ理由は『躾教育』です。先生方には母親のように指導していただきました。学生の頃から身だしなみ、話し方、所作などはもちろん、自分から率先して動くことを教えていただきました。常にお客さまの立場に立って行動するという考えの基礎が在学中に身につき、社会人になった今も役に立っています。

カウンセリングの授業です。エステティシャンは各々のご要望に沿ってコースをご提供していきます。お肌や身体の繊細なお悩みに寄り添うことは、授業で教えていただいたことが軸になっていると思います。 また当時、技術面・人間性ともに熱意をもって先生方が教えてくださったおかげで、エステティシャンを志した気持ちがブレずにここまで来られています。

挫折しそうになったことは何度もあります。ですが、自分が満足するところまでやりたいという気持ちが強いため、辛いことがあっても乗り越えることができています。
日々新しいことの積み重ねなので、入社11年経った今でも自分に満足したことはありません。また、担当させていただいたお客様を想うと、自分にできることやはりエステしかないと思っています。

仕事と家庭の両立は家族の協力があってこそできています。子どもの体調不良で出勤できないときも、代わりに夫や母が子どもを見てくれて、私は仕事に集中することができます。ソシエの社員は9割女性なので、家事育児の大変さを理解してくれるスタッフがたくさんいるのも魅力だと思います。

美翔祭®の時には感動して自然と涙が出ました。
私の学科はボディメイクをしました。ヘアショー当日までにトレーニングやダイエットに励み、綺麗なボディラインを披露できるようマシーンを当て合ったり、みんなと公園で踊ったことを覚えています。3ヶ月ぐらいはお弁当もキャベツと卵と鶏胸肉しか食べず、5キロ痩せるという目標を立て、期日に合わせて体重と体作りをやっていました。

エステを受けていただく方を一人でも増やしていきたいです。美しくなる、キレイになることの他に、心からリラックスすることは健康につながります。
日本の女性は世界でも睡眠時間が短く、仕事以外にも家事や育児、介護など忙しい方が多いと言われていますが、実際現場にいても日々そう感じています。一人でも多くの方にエステの素晴らしさを感じていただいて、日常の一部としてエステを利用していただく時間を増やしていきたいです。

自分のお肌や体は代えのきかない大切なものです。
大人になると、毎日が忙しく流れていきますが、そんな中で自分自身と向き合う時間を作ることができるのがエステの魅力だと思います。自分の施術が誰かの人生を輝かせる一部になる、土台になる、すごく素敵なお仕事だと思いませんか？ぜひ一人でも多くの方にエステティシャンを目指してほしいです。応援しております。