子供のころ、母や祖母に肩もみをしたら「上手だね」と褒められてマッサージをすることが好きになりました。そのころはエステティシャンという仕事は知らなかったので、『マッサージする人になりたい』とだけ思っていました。中学生になり、たまたまエステティシャンを特集しているテレビを見たとき、綺麗なお姉さんが人を綺麗にしていて「自分自身も綺麗になる仕事です」と話していて、こんな仕事があるのか！と衝撃を受けました。人を綺麗にしながら自分も綺麗になりたいと思い、エステティシャンを目指すようになりました。

日本のエステティック最上位資格を取れることが最も魅力的でした。また、オープンキャンパスに行った際に、体験でエステをしてくれた先輩が自分と少ししか年が離れているとは思えないくらい大人っぽく、本物のエステティシャンのような振る舞いをされていることに驚いたのを覚えています。資格取得が充実していることと、先輩の姿を見て自分もここに通ってこんな人になりたいという思いから選びました。また、高校の担任の先生もKOKUSAIだったらなんの問題もないと進学を進めてくれたことも大きかったです。

挨拶や返事、エステティシャンとしてのマナーや、相手の事を考えて行動することなど、技術だけでなく接客業として大事なことをたくさん教えて頂きました。特に、自分を基本に考えないこと。というのは本当にたくさんご指導いただきました。仕事をする中で、自分本位な考えはお客様やスタッフに迷惑をかけてしまうこともあるので常に相手の立場になって考えることの大切さを実感しています。

資格試験の時期が1番大変でした。実技試験に向けて朝や放課後に友達と自主練をしたり、家では筆記試験の勉強をしていました。しかし授業中には先生が合格へのポイントを丁寧に教えてくれたり、筆記試験対策を遅くまで付き合ってくれたりしたので、友達と励ましあいながら乗り越えることができました。また授業が進むにつれて、できることが増えていくのがとても楽しかったです。特にマッサージは授業で友達と相モデルで練習していると「今の気持ちよかった」などと言ってもらえるのが嬉しかったです。

言葉使いや敬語をもっと勉強しておけばよかったと思います。特に敬語は慣れていないとスムーズに出てこないので、お客様とお話するときも友達言葉になってしまったり、逆に堅苦しくなりすぎたりと始めのうちはとても大変でした。

スリムビューティハウスの東洋医学を基に作られた東洋美容のエステという点にとても惹かれました。身体やお肌の悩みを根本から改善することができるというのは、私が理想としていたエステティシャン像に一番近かったです。エステを勉強しながら、ツボや経絡などにも興味が出てきたので働きながら東洋美容を勉強したいという思いもありました。サロン見学に行った際に、実際のお客様とお話ししているスタッフの方をお見掛けし、丁寧な接客の中にも距離の近さを感じ、スタッフの方もお客様も笑顔で楽しそうにお話ししている光景を見て、とても雰囲気のいい会社だと思いました。

接客業なので、笑顔で挨拶ができる人がいいと思います。接客や技術のスキルは徐々に身についていくものだと思うので、まずは誰かが喜ぶ姿を見るのが好きな人などが求められると思います。

9:00　起床
11:00 出勤
11:00 開店
施術 3～4人
20:00 退勤
21:00 閉店

たくさんの仕事があるなかで、エステの仕事はイメージがつきにくい仕事かもしれませんが、誰かのために何かをしたいと思っていたり、それを仕事にしたいと思っている人にぴったりのお仕事です。肌のことやダイエットのことなどを学べる仕事でもあるので働きながら綺麗になれちゃいます。少しでも興味があったら学校見学などへ行ってみてください。